アリーナと周辺エリアの一体運営によりウォーターフロントで新たなまちづくりへ

「神戸アリーナプロジェクト」を運営する株式会社One Bright KOBE(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長 渋谷 順)は、このたびアリーナ周辺エリアにおいて、港湾緑地の借り受けの国内第一号事例として、神戸市より「港湾環境整備計画(※1)」の認定を受けましたことをお知らせします。アリーナとアリーナ周辺の港湾緑地を一体運営することにより、日常的なにぎわいを創出する神戸の新たな魅力づくり(まちづくり)に取り組んでまいります。

新港第二突堤 鳥瞰イメージ

弊社 べニューマネジメントDivision Manager 渋谷 樹 コメント

第二突堤内の「GLION ARENA KOBE」周辺空間(港湾緑地)の活用計画が、「港湾環境整備計画制度(みなと緑地 PPP)」の国内第一号案件として認定されました。本制度を用いて官民連携でみなとのにぎわい空間を創出する日本初の事例として、神戸ウォーターフロントに世界でも類を見ない海沿いの新たなスポットが誕生します。

第二突堤先端には、兵庫県出身の畑友洋氏と共に、「Regeneration(再生)」をテーマに、新たな建築物を計画中です。様々な国内外の事例研究を基に「Open (広場性)」「View(眺望性)」「Green(緑化)」「Symbolic(モニュメント性)」の 4つの軸を念頭に、神戸ならではの海と山が身近に感じられるランドマークエリアとなるよう設計していきます。 建築物の屋根上は開放感のある観覧席にもなり、建物内には飲食店や共用スペースを併設します。アリーナのみでなく屋外においてもイベント開催を予定し、365日日常的ににぎわいが生まれる新たなパークエリアの創出を目指します。

海から臨むパークエリアイメージ

畑友洋建築設計事務所 代表  畑 友洋 様

第二突堤の先端に、緑の丘のような建築を計画しています。屋根上の緑あふれる丘は、パノラマに広がる海が一望できる、屋外劇場のような開かれた場所です。丘に登れば六甲山系の山並みを一望することもできます。神戸の海と山の風景を直結し、神戸ならではの雄大な魅力を感じることのできる新しい海辺の拠点になることを目指しています。

神戸の海を一望できる緑の丘よりの眺望イメージ
緑の丘の内部イメージ
パークエリア内 施設概要
認定区域神戸市中央区新港町 新港突堤西地区(仮)新港第2突堤緑地
施設立地神戸市中央区新港町130番1、130番1地先国有地 南側先端部
構造1棟2階建て 鉄骨造等
建築面積約900㎡(予定)
建物所有者株式会社One Bright KOBE
設計畑友洋建築設計事務所

<神戸アリーナプロジェクト概要>

神戸市が推進する都心・ウォーターフロントエリア再開発事業に伴う、日本初・270 度海に囲まれた水辺のアリーナ。 クラウドサービスを軸に行政デジタル化やスマートシティ等を手掛ける株式会社スマートバリュー(本社:大阪市中央区、取締役兼代表執行役社長 渋谷 順)と株式会社 NTT ドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 井伊 基之)が運営し、NTT 都市開発株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 辻󠄀上 広志)が開発を担う3 社企業コンソーシアムによる、民設民営のランドマークプロジェクトです。

<参考資料>

(*1)「港湾環境整備計画制度(みなと緑地 PPP)について

国土交通省より2022年12月に創設された、港湾緑地等において官民連携によるみなとの賑わい空間を創出するための制度です。国土交通省HP制度概要はこちら

詳細は、同日発表された以下の神戸市配信の報道発表資料をご参照下さい。

神戸市:【神戸ウォーターフロント再開発事業】全国初認定!港湾環境整備計画の活用について (kobe.lg.jp)